Work in MIYAGI

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モデル企業

令和4年度「Work in MIYAGI」外国人材活用におけるモデル企業を紹介します。

株式会社舞台ファーム

住所
仙台市若林区日辺字田中11
電話
022-289-6768
HP
https://www.butaifarm.com/

農業の価値を共に高め、先進事例を創る存在

安定した生産に外国人材の活用は不可欠

御社は、農業を成長産業と捉え、さまざまな事業へのチャレンジで成果を上げています。その中で、外国人材の採用に至った理由と、その意味を教えてください。

株式会社舞台ファーム 代表取締役社長
針生信夫氏(以下、針生氏)

今、農業は、若者が定着しにくい職業になっています。ロボット化やICTの活用が進んでも、「農業=過酷」というイメージを払拭するのは難しく、テクノロジーの波に乗れない農業者が大勢います。もちろん、日本の若者を採用したい思いはありますが、外国の方は自国に日本の先端技術を持ち帰ろうと日々貪欲に勉強しますし、チャレンジ精神も旺盛です。安定して事業を進めるため、向上心を持って粛々と作業ができる外国の方に支えてもらおうと考えました。当社は多国籍化が進んでおり、グローバル企業のようになりつつあります。異国の方とのチームプレイでさらに事業を発展させ、先進事例を創り出したいですね。

代表取締役社長の針生信夫氏。食に携わる企業のトップリーダーを目指し、農業の新しい仕組みを構築している

5年前に外国人材を採用してから、人数も増え、中には高度な業務に就く方もいらっしゃいます。

針生氏

はい。ベトナムとネパールの方に加えて、7月にはインドの方も採用し、高度人材、特定技能、技能実習生が活躍しています。外国の方と長く働く中で感じたことは、彼らがとても優秀で、農業の価値を認識していること。品質管理業務のように高度な分野でも、その力を大いに発揮してくれています。新たに入ったインドの方は、美里町の「美里グリーンベース」で外国人を取りまとめるリーダーとして採用しました。彼らのおかげで仕事の効率化も進み、我々のお手伝いを超えた貴重な存在になっています。

将来的な海外展開も見据えた新ビジネス

事業の海外展開はお考えですか。また、その際に外国人材をどう活用したいですか。

針生氏

以前は海外進出も積極的に考えていましたが、今は食糧供給企業体という新しい形を目指して、日本社会に合ったビジネスモデルを作っている最中です。農業には、人の手が不可欠な作業も多々あります。中でも果実の収穫は高齢の農家にとって大変な作業。そこで、技能実習生や特定技能の方が全国の果樹畑に出向き収穫をしています。人材派遣業ではなく、収穫した果実全量を買い取り、当社の流通で安定的に販売して利益を得る仕組みです。この形をレベルアップさせ、ゆくゆくは何らかの形で海外展開したいと考えています。

外国人材を迎える力とホスピタリティが大切

日本人社員と外国人社員の関係性も良いですね。外国人材の採用を検討している企業の方に、秘訣を教えてください。

針生氏

当社の日本人スタッフは、外国の方に感謝の気持ちで接していると思います。それは、最初の採用時に、「お迎えする」仕組みを作ったから。外国の方が一生懸命働いてくれることで、スタッフの作業が少し楽になりますし、生産性が上がって会社が儲かれば利益が還元されます。その存在がいかにありがたいかということと、母国のため、家族のために異国の地で働く大変さを事前に社内で共有しました。大切なのは、企業として受け入れる力をつけること。外国の方に限らず、「お金を払って雇っている」という目線ではなく、気持ちよく自分の組織で働いてもらえるよう、受け入れる準備を整えることが重要だと思います。そうすれば、思いやりがあり一体感のあるチームができるはずです。

針生氏の自宅敷地内にある「友好の畑」。 外国人社員が作物を自由に育てることができる

御社には、外国人社員が自由に作物を育てられる「友好の畑」があり、仕事以外でも寄り添った取り組みをされていますね。

針生氏

外国の方は家族に送金しているので、食費の節約を一つの目的に「友好の畑」を作りました。最近は、日本での生活も楽しみながら頑張りたいという声を多く聞くようになり、自分に使うお金、送金する分、将来を見据えたお金など、給料の使い方をアドバイスするファイナンシャルプランナーのようなサポートも考えています。これからも、ホスピタリティを大切に、外国の方が働きたいと思える会社でありたいですね。

先端技術を取り入れながら進化を続ける『舞台ファーム』。生産から加工、販売までトータルで展開する

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